2017年7月4日火曜日

KENWOOD KP-990 レコード・プレイヤーを修理(出力コード編)


KENWOOD KP-990 レコード・プレイヤーの修理(出力コード編)


 
 17年前に今のマンションに引越するとき、それまで所持してたパイオニアのLPプレイヤーPL30を手放しました。(カートリッジ達は手放してません)

 しばらく数年間プレイヤー無しでCDとテープを中心に音楽を聞いていましたが、LPが200枚ほどあったことと海外では未だにLPレコードが販売されていることを知り、評判が悪くなかったケンウッドKP-990をヤフオクで購入。
 これまた数年間聞いてました。

 5年前になりますが、ある日静かなクラシックを音量を上げて聴いていると小さいジーっという雑音がします。

 確かアースは取ってるよなと確認するとアンプのアース端子に接続されています。

もしかするとと思ってアンプに接続している出力ケーブルを動かしてみると音がしなくなったり、元の位置に戻してみると音が発生したりします。やはり出ろ区ケーブルが雑音を拾っているようです。




 しばらく思い悩みました。

 以前スピーカーケーブルを探していたときにあるメーカー製品で雑音に強いマイクケーブルがあることを思い出し、早速カナレとモガミのHPを探してみました。



 
 カナレにもモガミにもマイクケーブルや2住シールドをしているケーブルが販売されているようです。


 面倒臭いので、インターネットで切り売りしているケーブルを探しました。見つけたのはモガミのNEGLEX 2534です。1m200円くらいなので4mほど買いました。あと2本のケーブルをまとめるための熱収縮チューブとアース線に使う細手のケーブル、それからRC端子を注文。







 KP-990の裏蓋を開けると、RとLの信号およびアース線のターミナルがあります。RとLを間違えないように予めテスターで調べてマジックで書いておきます。















 その後半田ゴテで今のケーブルを外します。
 
 
 純正ケーブルよさようなら!















 購入したモガミのケーブルですが、適当な長さ(プレイヤーからアンプまでの距離を考えて)RとLを跡でRC端子をつける時に間違えなようにテープを巻いておくなど印を付けておきます。ケーブル両端の外皮をむいてからあるいはむく前に忘れずにアース線とともにチューブに入れておきます。チューブに通したらドライヤーなどでチューブを熱して入れたコードに密着させます。

 後は、プレイヤー側のRとL、それぞれのプラス、マイナス、およびアースを間違えないようにケーブルをターミナルに半田で付けます。

 ケーブルのもう一方側にはRとLのRC端子、およびアース線の端子を接続して完成!



 エイヤッと一気に交換してしまいました。


 それ以来雑音に悩まされることはありません。

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